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 ほたてがいは、貝塚や出土品から食用に供されたのは、今からおよそ5000年前の縄文人の時代からであろうといわれている。ほたてがいが加工品として登場するのは、今から150年前の江戸時代末期で、乾あわび、するめ、こんぶ等とともにほたて乾貝柱が長崎俵物として、中国貿易による幕府の重要な財源の役割を果たしてきた。
 従来、ほたてがいの加工品は、干貝柱に代表され、そのほか、水煮缶詰、冷凍貝柱、黒干等があるが、近年の生産増加に伴って、ボイル・冷凍ほたてが主流となっている。
 
 加工生産は、ボイルほたてと冷凍が主である。平成15年の生産額は約130億円となっている。(平成15・青森県の水産加工より抜粋)
 
 むつ湾産のほたてがいの加工品は、
1. ボイルほたて(チルド)
2. ボイルほたて(冷凍)
3. 干貝柱
4. 冷凍貝柱
5. 缶詰(水煮、味付、ほたてマヨネーズ)
6. 串ほたて(ボイルほたてを串に通したもの)
7. 燻製
8. 塩辛
9. 粕漬
10. 甘露煮
11. オイル漬、酒蒸し、フライ、ソフトホタテ
等多くの種類があり、これら加工品から和、洋、中華と幅広い料理ができ、「くせのない」誰にも好まれる風味をもって親しまれている。

 ほたてがいの加工方法は、昭和60年代より、お湯で煮るボイルからスチーマと呼ばれる蒸気で蒸す方法に切り替えられ、ほたての旨味が煮汁に逃げない為に、美味しくてしかも効率的・衛生的な加工が可能となっている。
又、トンネルフリーザーによって瞬間冷凍が可能となり冷凍であっても生のほたてに近い味が保てるような加工になっている。


■種類別加工向け原貝数量 (単位:トン 割合:%) 青森県漁連資料(4月~3月)
  総量 鮮貝
数量
割合 冷凍
数量
割合 干貝
数量
割合 缶詰
数量
割合 ボイル
数量
割合
平成10年 78,300 2,314 3.0 21,982 28.0 6,885 8.8 2,557 3.3 44,562 56.9
平成11年 72,426 1,986 2.7 11,860 16.4 4,171 5.8 6,003 8.3 48,406 66.8
平成12年 80,406 2,343 2.9 9,419 11.7 6,229 7.7 8,021 10.0 54,394 67.6
平成13年 80,964 2,254 2.8 12,342 15.2 6,545 8.1 5,694 7.0 54,129 66.9
平成14年 94,528 2,826 3.0 14,646 15.5 6,040 6.4 5,153 5.5 65,863 69.7
平成15年 71,580 2,802 4.0 4,022 5.6 3,385 4.7 2,821 3.9 58,550 81.8
平成16年 95,119 1,384 1.5 7,625 8.0 1,741 1.8 7,306 7.7 77,063 81.0
平成17年 83,287 1,123 1.4 6,939 8.3 1,655 2.0 7,763 9.3 65,807 79.0
 
 ほたて貝の加工の主体をなしているのは、ボイルほたて(生・冷凍)、冷凍貝柱、干貝柱、缶詰等である。
 業者数はおよそ40業者で、その処理能力は、表のとおりとなっている。


■処理能力
業者数 通常 最高
40 300t/日 800t/日

■月処理能力
操業 通常 最高
25日 7,500t 15,000t
 
飼料(にわとり)
建築材料(塗料・壁材)
栽苗コレクター(牡蠣・海苔・ほたて貝の栽苗用)
カルシウム原料
漁礁
アスファルト
タイル
石けん
洗剤
抗菌・消臭剤

などに利用されている。
 
 


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