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 陸奥湾のほたてがいの流通経路は、図にみられるように、県漁連と加工業者とで毎月入札により値決めが行われ、落札した加工業者が主にボイルほたて等に加工して東京、大阪、名古屋の各市場に上場しているのがメーンルートで、このほか、北陸、関東、東北の主要都市の市場もしくは大都市のスーパー等に販売されている。

 
 ほたてがいの生産者価格は、前述のとおり県漁連と加工業者との入札により、毎月規格(重さ)別、地域別に決められている。また、規格は養殖貝と地まき貝別に、養殖貝10段階、地まき貝5段階に区分されている。最近生産されている主なものはESB(10kg当り71~80枚)及びESC(10kg当り81~90枚)及びESD(10kg当り91~100枚)となっている。

■ほたてがい規格
規格 養殖貝(篭・耳づり)
10kg当枚数
EL 30枚以下
L 31枚~40枚まで
M 41枚~50枚まで
S 51枚~60枚まで
ESA 61枚~70枚まで
ESB 71枚~80枚まで
ESC 81枚~90枚まで
ESD 91枚~100枚まで
ESE 101枚~130枚まで
ESF 131枚~160枚まで
規格 地まき貝
10kg当枚数
EL 30枚以下
L 31枚~50枚まで
M 51枚~70枚まで
S 71枚~90枚まで
ES 91枚~110枚まで


 
 ほたてがいは、野趣に富み、風味豊かでしかも幅広い料理ができ、食品としてその価値が高く評価されている。
 しかし、養殖が始まるまでは、生産量が少なく、しかも産地が北方域に限られていたこと等から全国的にイメージがうすく、極く限られた人に食されていた。昭和40年代後半からの生産増大に伴ない、販路開拓、消費拡大が要請され、「青森ほたて」のイメージアップをはかるための積極的な宣伝をするため、昭和50年、生産団体、加工団体により「青森県ほたて流通振興協会」が組織された。以来、県の強力なバックアップにより、活発な事業展開を行っているが、近年のおもな事業は、次のとおり

消費動向調査
大都市周辺におけるテレビ宣伝(東京、大阪、名古屋周辺)
県内におけるテレビ・ラジオ宣伝
ポスター、お料理ガイド等の印刷物の配布
試食会の開催
ほたて宣伝キャラバン(青森県内・外)によるほたての無料配布
新聞、雑誌、インターネットによる宣伝広告
6月18日「ほたての日」における宣伝イベント(平成11年設定)
広告塔の設置
市場対策
展示即売会等の消費拡大事業
貝毒対策(貝毒期における検査・調査)
平成17年4月16日、ほたて情報発信基地「ほたて広場」開館
等である。
 消費者の「青森ほたて」に対する反応は、消費動向調査の結果等からみると、かなり消費者の認識が高まり、青森ほたてのイメージアップがはかられているということがうかがわれる。

 
 


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